NBI内視鏡は、消化器表面の微細構造や毛細血管を観察できる消化器内視鏡です。
消化管の病変、特に早期癌では、まず粘膜表面の毛細血管に変化が現れます。活発に増殖を繰り返すがん細胞は、栄養を運ぶ血液を多く必要とし、病巣には血管が増えてくるという仕組みを利用し、毛細血管や微細構造の変化で超早期のがんを見つけるものです。
当院では、経鼻・経口の2種類の内視鏡があり、患者様の希望や既往歴によって使い分けます。
注:NBIおよびNarrow Band Imagingは、オリンパス株式会社の登録商標です。
超音波診断装置は、人間の耳には聞き取れない高い音を送る探触子(プローブ)を体にあてて、音の反射を画像にする検査機器です。肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢、心臓などさまざまな病気の早期発見に役立ちます。
また首の血管を観察し、近年増加している動脈硬化の検査も可能です。
この装置で行う超音波検査(エコー検査)の特徴は、検査に痛みを伴いませんし、放射線を使いませんので被爆の心配もありません。
炭酸ガスは空気に比べ、極めて生体吸収性に優れていると言われています。拡張した管腔の速やかな収縮、患者の苦痛軽減や内視鏡検査の効率性アップが可能になりました。
最新の電子内視鏡システムで、上部消化管内視鏡検査(「胃カメラ」)大腸内視鏡検査(「大腸ファイバー」)を行う部屋です。
食道、胃、十二指腸や大腸の粘膜面を観察したり、潰瘍や隆起性の病変を認めた場合に生検(粘膜の一部を採取してくる)したり、大腸ポリープなどの切除(当院でも小さくて安全に切除できる病変を内視鏡的に切除します。)を行います。
精度の高い診断をサポートする高画質と短湾曲。口からやさしい新・細径スタンダード。
より経口スクリーニングに適した観察・挿入・操作性を追求しました。
【高画質と細径の両立】
Q画質CCD搭載により、高画質でのスクリーニングをサポートします。先端部外径7.9mm、挿入部外径7.7mm。患者様にやさしい細径化を実現しました。
【短湾曲】
先端湾曲部長の短縮化により、小回りを実現。胃角部の観察などに威力を発揮します。
【NBIの活用】
NBIと組み合せることで、より精度の高い診断をサポートします。